機上げ、横糸準備

前回、苦労して巻いた経糸。 (輸送に耐えるよう新聞紙で保護) まず、糸ソウコウ(かけ糸)を作る・・・。 初めての時は何も分からず、自己流でやって苦労したものだが、 割り竹を使ったこの方法だと、自動的に長さが揃うので、とても簡単。 その後、綾を移動して、機にセット。 これで経糸準備は完成である。 次は横糸の準備。 真綿をひらすら手で紡ぎ・・・(ずり出し法) …

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たて巻き

前回、筬通しまで終わったので、次はいよいよたて巻きです。 鎖状にしていた経糸を伸ばす。 コメリで買って来た板をはさみながら巻いていく。 巻き終わり。(ココに来るまで苦闘4時間) が、しかし。 これを見て「あ~ダメだこりゃ」と思った人は鋭い。 巻き終わりがスゲー斜め!(明らかに、自作整経台がショボいせいである。) 実際、ココに来るまで、どんどん斜めになって来て、苦…

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繰り返し→整経→筬通し

前回、経糸を黄色に染めて、糊付けしました。 その経糸を、整経に備えて糸枠に巻きなおします。(「繰り返し」と呼ぶ。) 4本取りで整経するならば、4つの糸枠に4等分して巻かねばならないのですが、 現在、糸枠は一つしかなく、あと何個も作るのは非常に面倒だったので、 すべて一つに巻いてしまいました。 (少しオーバーフロー気味) そして整経台も完成したので、整経スタート。 一本取りで…

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ゲージツの秋、織物の準備

「芸術の秋」という言葉の意味を噛み締めている今日この頃です。 というのも、今くらいの時期は、秋野菜を撒き終わり、ちょうど農作業もひと段落するからです。 本来は涼しさもちょうどいいはず、なんですが今はいささか寒すぎます。 蚕も終わったので、ここぞとばかりに、織物を進めています。 完成したら長さ6mほどになる予定のたて糸。 114g。19.2m/g。袋真綿から手で紡ぎ、スピンド…

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ジバタNo.2

自作したジバタや糸車を、引越しに備え 全部バラしてコンパクトにまとめた。 ところで、千葉の浦安で工房を構えている浦田純代さんが、古いジバタを譲ってくれるということなので、はるばる取りに参った。 結城型のジバタということだが、かなり古いタイプ。 補強のため、あとから釘が打ってあったので、バラすのが容易でなかったが、 余計なものを取っぱらい、汚れを掃除し、もとの姿を取り戻した。 足り…

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繭から紬糸に

講習会の復習として、もらってきた繭(煮繭済み)で袋真綿を作った。 煮てから2日経つと、もうサナギが腐りつつあり、 臭くて黄ばんだ真綿になってしまった・・・(__;) それを原始的なずり出し法で紡いでいく それにスピンドルで撚りをかける 見た感じあまり木綿と変わらないが、絹だからすこし光沢がある。 さてこれをどう使おうか にほんブログ村 http://ping.…

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ジバタリアン村野さん

『図解 手織りのすべて』の著者、村野圭一さんのお宅にお邪魔しました 何時間にもわたり地機トークをしました(マニアック)。 ただ、自分はあまりに初心者なので、基本的なことをいろいろ教えてもらいました。 肝心の「手織りのすべて」は、もう在庫が尽きたそうで、手に入りませんでした・・・。 手織り業界では結構有名な本なので、再版したら売れそうですが?? 村野さんは、日本の絹の消費量にもとづく…

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糸を紡いでいる

脱脂綿をひたすら紡ぐ 一パック1,000円で、50gが10枚入っている脱脂綿。 50gのシート↓ これを効率よく紡ぐために、筒状にしたもの↓ これをひたすら紡ぐ。 綿50gで約1kmの糸ができる。 着物一反を織ろうとすると、経糸で(12m+捨糸1m)×340目×2本=8840m 8840m÷1000m=8.84枚 つまり、横糸も含めると、1…

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地機で初めて布完成

織り始めてから約一週間、一応できた 肌触りはやわらか・さらっとしていて、シャツにも使えそうな感じ いまはサラシだが、何かで染めてみたい。 初めてだし、手順を間違えたり、筬が使えなかったりと、終始ぐだぐだでした 反省点 ・筬の目が経糸に比べ細すぎた。→現在、もっと粗いものを購入中。 ・経糸の張りがバラバラで織りづらい→緒巻…

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地機で織っている

最初の5センチくらいまでは、経糸の張り具合のムラが原因で、横糸がはげしく波うってしまうため、それを針で寄せるなどして修正するのが手間だったが、織り進むにつれてムラが落ち着いてきたらしく、それほど修正の必要はなくなってきつつある。しかし、まったく修正しないと、どんどん波うちが大きくなってしまう。 学んだこと 「最初の経糸の張り具合の調整は、念には念を入れてやらないと、後で苦労す…

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地機で織りはじめる

地機(ジバタ)を製作しはじめてから約1ヶ月、やっと織りはじめられる。 まず、刀杼(トウヒ)の仕上げをする。(トウヒとは、ジバタ特有の、打ち込み用の杼) 管(クダ)を入れる部分を仕上げる。 中を綺麗にバリ取りして、竹ヒゴを挿す穴を開ける。 クダは、ティッシュ箱を切って丸めてセロテープでとめたもの。(本当は竹を使うらしい。昔はティッシュ箱よりも竹の方が身近だっ…

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再び、地機に糸ソウコウ張り

前回の失敗から、もう一度仕切りなおしてリベンジ。 糸ソウコウを張っていく。(案外糸を大量に消費するため、再利用) 今回は、吊り棒の間隔を狭く改良。(プロの写真を参考にした)→糸が短いと開口の時にクシャっとなりにくい? 張り終わり。 中筒や押さえ棒、吊り棒の高さなど調整(上下の経糸の長さが同じになるように、なるべく開口しやすい構造になるように) …

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地機に機上げ(失敗)

ってゆーかさぁ、あたしぃ、ぶっちゃけぇ、どーやって機にセッテイングするのとか、 ぜんっぜん知らないんですけどぉー!ははは!みたいな~~ 「おいおい」って言いたくなる皆さん、あなた方が正しい。 知らないくせにやるから失敗するんです。 と言っても、ジバタの機上げの仕方など、ネット上にも書籍にも皆無。と言っても過言ではない状況。 じゃあ当たって砕けろ式に頑張…

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整経をする(失敗)

さて、糊付けして乾いた経糸。 やっと機上げへと進むことができる、と自分を鼓舞しつつ・・・・ 今回は、整経台が無いため、リジッド機でやるような、直接整経法(と言うかは不明)で行う。 長さ2m、幅20cm、筬17ヨミ(目/cm)に1本づつ これによって、魔のスパイラルへと落ちていくことになることを、この時はまだ知らなかった。 やる…

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経糸のりづけ

スピンドルからそのままカセに巻いて茹でるんじゃ駄目なのだろうか?とか疑問を感じつつ、糸巻きを蒸す。 その後、カセに巻く はずすとかわいいカセちゃん。 でんぷんのりを溶かした湯で茹でる そして絞ってきれいに干す。 茹でる前はきれいにまっすぐだったのに、しわしわになった にほんブログ村 にほんブログ村 http://pi…

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ふわり(かせくり器)をつくる

スピンドルで一週間かかって紡いだ綿糸は、50グラム弱。 このまゆが二つ分。 これが1日でできるくらいのスピードは欲しい・・・ そして、もうそろそろ試作品を織ろうか、という時に気付いた。 「織り機だけでは何もできない」と。(早く気付けという話。) 1 まず、糸を巻き取って、撚り止めのために蒸すには、糸巻きが必要。(スピンドルに巻いたままでは蒸せない…

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紡錘車(スピンドル)

スピンドルで脱脂綿を紡いでいる しかし、一定の太さに紡ぐのは困難。 繊維のかげんで、どうしても太い部分が出てしまうので、直しつつ紡ぐので余計に時間がかかる。 経糸の場合、太い部分があると織る際に引っかかるので直さなくてはならない。(という予想。) しかし糸車で紡ぐのを見ると、いちいち手を止めて、直しながら紡いでいる様子は無い。 ということは、熟練すれ…

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織り機(地機)を作る5

3日間、鉋と切り出しナイフで削りつづけ、ついに刀杼(とうひ)が完成。 これ、よく見るとナウシカが乗っているメーヴェという飛行機にとてもよく似ている。 ちなみに最初の段階 これにて地機(じばた)は、9割方、完成したことになる。 あとは筬枠(おさわく)とか、刀杼にセットする竹ヒゴ・管くらいしかないので、たいしたことは無い。 これからは、や…

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織り機(地機)を作る4

木工作業がおおかた終わり、残すは刀杼だけとなったが、木工に疲れてきたので、一時中断。 先に腰当てを作ることにした。 よく背負子(しょいこ)の背負い紐に、こういう布編みが使われているのを見るが、どうやって作っているのか、ネットには全く載っていない状況。 だいたい藁ぞうりと同じ作り方だとは分かるのだが、両端の縄の処理がわからない。 今回は、自分なりに工夫して、適当に作…

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織り機をつくる3

気力がなくなってきた今日この頃 ついに緒巻きが完成。 どの部分かというと この変なカギみたいな形の棒が緒巻き。 この形だと、経糸が張っても回転しない、また棒などで押してバタンと倒すと1/4回転、さらに持ち上げると1/2回転することになり、座ったままで操作可能。 昔の人は本当によく考えているなぁ。 そんな感じです にほんブログ村 ht…

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織り機をつくる2

現在は 小物類を作っている だんだん織り機っぽくなってきた。 横から見ると 右から 中筒、押さえ棒、糸ソウコウの棒 園芸用の篠竹からまっすぐなのを選りすぐり、節を滑らかに削ったもの。一本45円 上に乗っているのは重り。天秤のバランスがおかしいので、仕方なくつけた。 あと作るものは、緒巻き、布巻き、腰当て、足紐、そして刀杼(とうひ…

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織り機をつくる

前回の反省を生かして、手織り用の織り機をつくることにした。 前々から興味があったのが、 日本の伝統的な織り機「地機(ジバタ)」あるいは「居座機(イザリバタ)」とよばれるもの。 これは弥生時代から、近代に「高機(タカハタ)」が導入されるまで、長いこと使われ続けてきたものである。 現在でも、結城紬やからむし織りに使用されている。 そこで、 その中の…

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脱脂綿から布をつくる

手紡ぎ・手織り 脱脂綿から紡いだ糸で小さい布を織った。 1 脱脂綿を5円玉スピンドルで紡いで単糸にする 2 割り箸の木枠に経糸を18本/cmで14センチ分張り、織る 3 柿渋で染める ただのわりばしを輪ゴムで縛っただけの枠なので、 筬(おさ)・綜絖(そうこう)もなかったので、 横糸を一段通すのにもかなり手間と時間がかかる 12セ…

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