東京シルク展2011in小谷田さん宅蚕室

報告が遅くなりましたが、10月21日~23日の東京シルク展は、雨にもかかわらず大盛況でした。 大正から今まで現役の蚕室での展示、そして製品といっしょに蚕の展示。 「蚕なくして絹製品はありえない。」 という当たり前のことをわかりやすく展示出来ていたのではないでしょうか。 私も未熟者ながら蚕コーナーの解説員としてお手伝いさせてもらいました。 毎回恒例の、座繰り・真綿紡ぎの実演ワ…

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クワコ乱入か!?

まずはこれを見ていただきたい。 ななんだこれは!? 白い美女が黒い連中にやられているぅ~~~!!!? この黒い蛾たちは、はじめて見たのだが、クワコの成虫♂に間違いない。 なぜなら、形が同じだからである。 しかし、彼らは上手に飛ぶことが出来る。 クワコと言えば、養蚕の時に、桑の葉っぱにくっついて来る幼虫はよく見るのだが、 いつの間にか皆どこかへ消えてしまうため、成虫を…

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たて巻き

前回、筬通しまで終わったので、次はいよいよたて巻きです。 鎖状にしていた経糸を伸ばす。 コメリで買って来た板をはさみながら巻いていく。 巻き終わり。(ココに来るまで苦闘4時間) が、しかし。 これを見て「あ~ダメだこりゃ」と思った人は鋭い。 巻き終わりがスゲー斜め!(明らかに、自作整経台がショボいせいである。) 実際、ココに来るまで、どんどん斜めになって来て、苦…

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繰り返し→整経→筬通し

前回、経糸を黄色に染めて、糊付けしました。 その経糸を、整経に備えて糸枠に巻きなおします。(「繰り返し」と呼ぶ。) 4本取りで整経するならば、4つの糸枠に4等分して巻かねばならないのですが、 現在、糸枠は一つしかなく、あと何個も作るのは非常に面倒だったので、 すべて一つに巻いてしまいました。 (少しオーバーフロー気味) そして整経台も完成したので、整経スタート。 一本取りで…

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桑の苗づくり

いよいよ桑の苗を製造する時が来てしまいました。 というのも、面倒だから。。。 春に、桑の実が混ざった蚕糞をまいた畑に、実生苗がたくさん出ていました。 ちなみに、桑の実をそのまま土にまいても、発芽しないそうです。 普通は種の周りの果肉をきれいに洗ってから播くそうですが、 今回は偶然ながらたくさん発芽しました。 それを、スコップで掘って、細かい根をなるべく残すよう土をふるい落…

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ゲージツの秋、織物の準備

「芸術の秋」という言葉の意味を噛み締めている今日この頃です。 というのも、今くらいの時期は、秋野菜を撒き終わり、ちょうど農作業もひと段落するからです。 本来は涼しさもちょうどいいはず、なんですが今はいささか寒すぎます。 蚕も終わったので、ここぞとばかりに、織物を進めています。 完成したら長さ6mほどになる予定のたて糸。 114g。19.2m/g。袋真綿から手で紡ぎ、スピンド…

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